2019年度 法人研修会

2019年7月20日(土)9:00-17:00
高知城ホールにて、2019年度の法人研修が開催されました。
 
今年は、昨年に引き続き「意思決定支援」をテーマに、本人主体の支援についての理解を深めました。
講師には、元日本知的障害者福祉協会副会長であり、同協会から出版されたガイドブック「現場で活かせる意思決定支援」の企画・編集委員長を務めた、田口道治氏に登壇をお願いいたしました。
講義は、障害者権利条約にリンクした厚生労働省の意思決定支援ガイドラインと、福祉協会が捉える意思決定支援を集約したガイドブックの内容を、先進的な取り組み事例を交えながら比較・考察しました。
午後からは、おおなろ園、東部障害者福祉センター「ゆう」、児童発達支援センター「あゆみ」の三事業所による、日常の中の意思決定支援(意思形成支援等)の取り組み発表があり、施設長の講評では、それぞれの種別による角度の違いや、失敗への気づきも含めた支援観点についての評価がありました。
その後は、9つのグループに分かれたワークを行い、日頃は別々の事業所で働く昭和会の仲間が、互いの考え方や体験を共有しながら意見を出し合い、和やかな雰囲気の中で最後の報告へと結びました。
 
研修会終了後には恒例の懇親会が開催され、今年は特に担当課長のアドリブによる、ステージを使った各事業所のアピール演出が大盛況でした。参加された理事・監事さんからは「こんな元気な昭和会は見たことがない。これなら安心して未来を託せる!」とのお褒めの言葉を頂き、すこぶる賑やかな懇親会は幕を閉じました。
  • 事例発表者に、丁寧な講評を述べる施設長。
  • 今年6月に法人理事長を退任された、岡林顧問への感謝の意を伝える、主任会と課長会。
  • リミッターを完全に振り切る、昭和会の達人たち!